戦国時代の新たな歴史を創造せよ! 『信長の野望・創造』徹底レビュー

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おすすめゲーム紹介の第4弾は、「信長の野望・創造」です!ゲームは単なる娯楽だけではなく、時代や歴史、人物に触れる良い機会にもなります。今回は、戦国時代を舞台にした人気シミュレーションゲーム『信長の野望・創造』について詳しく紹介します。ゲームの特徴から感想、シナリオや登場武将、新要素など、様々な角度から解説していきます。歴史ファンはもちろん、ゲームを楽しむ人にも興味深い内容になっていますので、ぜひご覧ください。

1. 『信長の野望・創造』とは?

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『信長の野望・創造』は、2013年に発売された歴史シミュレーションゲームです。このゲームでは、プレイヤーが戦国時代の武将になり、内政、外交、合戦などの様々な要素を巧みに活用しながら、天下統一を目指します。

1.1 ゲームの特徴

  • 『信長の野望』シリーズの14作目であり、30周年記念作品としてリリースされました。
  • PC版と家庭用ゲーム機版が初めての同時発売となりました。

1.2 新時代の創造をテーマに

  • ゲームのテーマは「新時代の創造」となっており、プレイヤーは勢力や新たな時代を創り出すことを目指します。
  • 勢力には「創造性」や「主義」といった概念が導入されています。

1.3 エンディングの達成方法

  • エンディングを迎える方法は、全ての城を支配下に置く武力統一のほかに、「惣無事令」を発した場合もあります。
  • 特殊エンディングを見るためには、織田家の担当大名としてプレイし、織田信長が当主の状態でクリアする必要があります。

1.4 『信長の野望・創造 戦国立志伝』

  • この作品は『信長の野望・創造』をベースにしたものです。
  • 武将プレイが搭載されており、全21本のシナリオが用意されています。
  • 『創造PK』からは200名以上の新たな登場武将が追加され、合計で2000名以上の武将が登場します。
  • この作品は『創造』シリーズの集大成的な位置づけと言えるでしょう。

2. ゲームの特徴

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信長の野望・創造は、特徴的なゲームシステムを持つことが大きな特徴です。以下にその詳細をご紹介します。

2.1 1年を12ヶ月に分けた独特なターン制

このゲームは、1年を12ヶ月に分け、1ヶ月を1ターンとして進行します。評定という行事が毎月行われ、内政や外交などの重要な判断を行います。評定が終了するとリアルタイムへと移行し、持ち時間を使い切ると次の月へと切り替わるという流れです。このようにターン制とリアルタイム制を組み合わせた独自のシステムが採用されています。

2.2 3Dの一枚マップと美麗なグラフィックス

ゲーム内では、フルHD解像度の映像をドットバイドットで表示され、全国一枚のマップが3Dで描かれます。また、領国の発展や四季の表現が美しく緻密に描かれており、戦国時代の日本を細部まで美麗に再現しています。

2.3 シンプルなゲーム性と戦略的な要素の両立

本作は、近年のシリーズ作品としてはシミュレーションゲームとしては割とシンプルなゲーム性にまとめられています。コマンドの種類が削減され、システムも簡略化されています。しかし、それに加えて独自の要素が取り入れられており、戦略的な要素もしっかりと含まれています。

3. プレイ感想

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信長の野望・創造をプレイしてみた感想は以下の通りです。

操作性について

ゲームは値段相応の価値があり、プレイしがいのある内容でした。しかし、古いゲームということもあり、操作性には少し難があります。特に城を選ぶ際に本来の意図とは違う場所を選ぶなど、操作がうまくいかずストレスを感じることがありました。

視野展開と選択のしやすさ

ゲームでは上下左右に視野を展開し、城や兵を眺めることができるようになっています。また、選択のしやすさも考慮されているようですが、他の動作とのかぶりもあります。

プラットフォームについて

信長の野望・創造はPS4でプレイ可能であり、PS5でも一部機能の利用ができます。プレイするにはシステムソフトウェアを最新バージョンにアップデートする必要があります。

ソーシャルメディアとの連携

ゲームではコントローラーの“シェアボタン”を押すだけで、ゲーム画像をFacebookに投稿することや、プレイ動画を公開することができます。

PS4との互換性

PS4版の信長の野望・創造は、PlayStation Vitaでもプレイ可能です。カメラ操作のズームインやズームアウト機能が強化され、画面スクロールもPS4コントローラーのタッチパッドで行えるようになっています。また、PS3版とのセーブデータの共有やクロスセーブ機能にも対応しています。

以上、信長の野望・創造をプレイした際の感想でした。操作性に難点がありますが、プラットフォームやソーシャルメディアとの連携など、様々な機能が充実している点は魅力的です。

4. シナリオと登場武将

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『信長の野望・創造』では、様々な時代設定で展開されるシナリオが用意されており、多くの武将たちが登場します。以下に、主なシナリオと登場武将を紹介します。

家督相続(1551年4月)

このシナリオでは、桶狭間の戦い(1560年4月)や信長包囲網(1570年6月)など、戦国時代の重要な出来事が描かれます。

夢幻の如く(1582年1月)

このシナリオでは、清須会議(1582年7月)を含む、織田信長の死後の混乱した時代が描かれます。

群雄集結(1615年7月)

このシナリオでは、さまざまな年代の武将たちが集結する仮想のシナリオが用意されています。

天下布武(1567年8月)

このシナリオでは、長篠の戦い(1575年2月)や天王山(1582年6月)など、激動の戦国時代を描いています。

その他のシナリオ

他にも、厳島の戦い(1555年10月)、手取川の戦い(1577年9月)、信玄上洛(1572年12月)、独眼竜、起つ(1584年10月)、井伊に咲く花(1565年9月)など、さまざまなシナリオが用意されています。

これらのシナリオには500人以上の武将が登場し、織田信長や武田信玄などの戦国大名だけでなく、様々な武将が含まれています。『信長の野望・創造』は、プレイヤーが選んだ武将となり、戦国時代の人物や出来事をドラマティックに体験できるゲームです。

5. 新要素と変更点

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『信長の野望・創造』は、以前の作品と比べて数多くの新要素と変更点が追加されています。以下ではその一部をご紹介します。

アップデートによる追加要素

  • 支城勢力でのプレイが可能になりました。これは上級者向けの仕様であり、初期の国力が低いために難易度が高いです。
  • 新たに「臣従」という外交コマンドが追加され、他の勢力に従属することができます。ただし、従属できるのは自身より強力な勢力に限られ、自身の規模が一定以上になると従属できなくなります。従属することで家臣の忠誠度が低下し、外交上の制約も出てきますが、従属中は信用が40以下に下がらず、援軍を要請することもできるようになります。
  • 移動や呼寄りコマンドの操作性が向上しました。拠点を選択すると、拠点にいる武将のアイコンが表示され、移動や呼寄りを行うことができます。また、移動先の城主を任命することも可能になりました。
  • 同盟期間を継続することができるようになりました。同盟期限が切れる1ヶ月前までに必要な信用を得ることで、同盟を継続することができます。
  • 配下軍団に対する敵部隊出陣警告が追加されました。配下軍団の拠点に敵部隊が出撃した場合、警告メッセージが表示されます。
  • 自動セーブ機能が追加されました。評定フェイズの行動報告終了後に自動でセーブされます。
  • 部隊を複数選択することができるようになりました。決定ボタンを押しながらドラッグすると、複数の部隊に一括命令を下すことができます。

パワーアップキット

『信長の野望・創造』では、過去の作品同様にパワーアップキットが販売されています。今回の追加要素は大規模なため、新作として販売するか検討されましたが、結局はパワーアップキットとしてリリースされました。

新シナリオ、新武将、新イベントの追加

『信長の野望・創造』には、新たなシナリオや武将、イベントが追加されました。

  • 「信長誕生」(1534年6月)、”美濃の蝮”(1542年8月)、”九州征伐”(1586年11月)、”関ヶ原の戦い”(1600年6月)の4つの新シナリオが追加されました。
  • 500以上の新たな武将が追加され、総勢1800人以上の武将が登場します。
  • 新シナリオや新武将の追加により、戦国伝や歴史イベントも増えるようになりました。

内政面の拡充

『信長の野望・創造』では、全ての城で施設の建設や区画の拡張などの内政コマンドが可能になりました。

  • 普請コマンドに「改修」が追加され、城に施設を建設することができます。改修の方向性によって、城の特徴を持たせることができます。
  • 資源の概念が導入され、一部の施設や設備の建設には特定の資源が必要になります。

外交面の拡充

『信長の野望・創造』では、連合コマンドが追加され、複数の勢力と連携して大きな勢力に立ち向かうことができます。
– 朝廷工作も可能になり、官位を得たり他の勢力との停戦を仲介することができます。

諜略コマンドの拡充

『信長の野望・創造』では、他の勢力の武将に調略を行い、引き抜いたり寝返らせることができます。さらに、「軍団制」が導入され、最大6つの軍団を編成することが可能です。軍団長は活躍に応じて成長し、「軍略」と呼ばれる特殊効果を得ることができます。

コラボレーション

『信長の野望・創造』では、漫画「ドリフターズ」と「センゴク 無印/天正記/一統記」のキャラクターが登場します。これらのコラボレーションはゲーム内で楽しむことができます。

以上が『信長の野望・創造』の新要素と変更点の一部です。これらの追加要素により、ゲームの楽しみ方もさらに充実しました。皆さんもぜひプレイしてみてください!

まとめ

『信長の野望・創造』は、独自の革新的なゲームシステムと美麗なグラフィックス、そして豊富な内容で、シリーズの集大成としての位置付けを持つ傑作です。戦略性と操作性のバランスが取れたプレイ感、時代を彩る登場武将たち、そして大規模な追加要素など、本作品には多くの魅力が詰まっています。戦国時代のドラマを体験したい方はもちろん、シミュレーションゲームが好きな方にも強くおすすめできる作品です。ぜひ一度プレイして、その素晴らしさを堪能してみてください。

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